アーユルヴェーダについて

アーユルヴェーダの語源

アーユルヴェーダの語源はサンスクリット語で ”Ayus + Veda” の2語で構成されています。

 

Ayus(アーユス)は ”in イン(続けて動く)”という動詞から派生した言葉で ”生命 を

Veda(ヴェーダ)は”vid ヴィド (知る)”という動詞からつくられ ”真の知識” を意味し

 

したがってAyur-vedaは ”生命を守る知識、聖なる知識” を現します。

アーユルヴェーダは生きとし生けるもの全ての生命全体を扱う生命の科学です。

ここで扱う生命は病気に陥った時、緊急時に問題にされる”命”だけでなく、出生から

死に至るまでの一生を扱っています。

「生命とは、肉体、感覚、運動器官、精神が一体となったものである。アーユルヴェーダは

生命に何が有益で何が不益であるか、幸福な人生と不幸な人生とは何か、何が生命によって

良い結果と悪い結果をもたらすか、何が長命を招き何が短命を招くのか述解する学問である。」

(チャラカ・サンヒター 総論篇 第一章 )

アーユルヴェーダの定義

トリドーシャ理論について

アーユルヴェーダの目的

アーユルヴェーダには2つの目的があります。

 

⒈健康な人の健康を維持すること

⒉病気に陥った人の病気を取り除くこと

(※日本では、健康の維持と、未病や不定愁訴の改善に役立てられています。)

 

アーユルヴェーダでは、健康は健全な肉体と精神のうえに成り立つと考えています。

病気は不養生の最終段階と考え、健康維持のために、日常生活の指針(起床・排泄・食事・衣服

・仕事・休息・運動・入浴・睡眠など)日々の生活を見直すことで、人々に本来備わっている

自然治癒力を最大限に引き出し病気にならないための体力と精神の向上を目指します。

アーユルヴェーダでいう健康とは

アーユルヴェーダでは以下の条件がみたされている状態を健康と考えます

 

身体内の3つのドーシャのバランスがとれている

身体構成要素(7つのダートゥ)の機能が正常である

身体老廃物(マラ)が正常に生成され排泄されている

 

消化の火が順調で正常に機能している

魂(アートマン)、精神(マナ)、知覚器官・運動器官の調和がとれている状態。

空間(Space)

空間(Space)

空気(Air)

空気(Air)

火(Fire)

火(Fire)

水(Water)

水(Water)

地(Earth)

地(Earth)

この五元素の組み合わせからなる、3つの生命エネルギーを「トリ・ドーシャ」といいます。 

※ドーシャは直訳すると「腐敗させるもの」とか「悪化させるもの」という意味があります。

Vata(ヴァータ)

Vata(ヴァータ)

運ぶ、動かす力

Pitta(ピッタ)

Pitta(ピッタ)

使い切る、消化力

Kapha(カファ)

Kapha(カファ)

まとまろうとする、結合力する力

それぞれのドーシャは目で見る事はできませんが、個々で生まれながらに持っている割合は異なり、

本来備わっている気質や、思考・行動、身体的特徴の違いとしてあらわれます。


アーユルヴェーダでは、この3つのドーシャがバランスされている時に人は健康を維持しますが、本来

持ち合わせているトリドーシャのバランスが崩れる時、心身に不調があらわれ、病気になるといいます。